宮崎県日向市の日向岬にある「クルスの海」は、 柱状岩が波の侵食で東西200メートル、南北220メートル、高さ10メートルにわたって削り取られ、 上空から見ると十文字に見える事から名付けられました。 「クルス」とはポルトガル語で十字の意味です。
また、十字のすぐ横にある岩場と合わせると「叶」という文字に見える事から、 願い事が叶うとも言い伝えられています。

このクルスの海を見下ろす場所には駐車場と展望所が整備されています。 展望所には 「願いが叶うクルスの鐘」が設置されています。

はっきりと場所が分からないまま訪れましたが、近くまで来ると案内表示が出ていたので、 迷わず辿り着けました。
写真の様に、日向灘の青い海を見下ろしながら、展望所へと向かいます。 展望所や駐車場の周囲にはベンチがありますので、 美しい景色を見ながらゆっくりとした時間を過ごせます。
駐車場に車を停め、小道を進むと「願いが叶うクルスの鐘」が見えて来ます。 この展望所から見下ろすと、クルスの海が見えます。

この「クルスの海」には、訪れると願いが叶うという不思議な言い伝えがあります。 この展望台からみえる「クルスの海」は、その岩の形状が「叶う」という文字に見えることから、 こういった伝説が言い伝えられたものです。 ここを訪れた方の心を清め、願いや希望を天に託すため、その象徴として 「願いが叶うクルスの鐘」を設置しました。 この鐘の二つの曲線の重なるラインはお互いの足りない部分や弱いところを補い合い 相手を思いやる姿を表現し、上に向かい細くなる形は我々の願いが天に向かう意味を表し、 鐘は全ての願いと希望を象徴しています。 鐘を鳴らすときは、心を静め願いを込めて鳴らしましょう。 今日からはじまる新たなクルスの海伝説は、あなた自身かもしれません。 [日向市観光振興課:現地案内板より転記]

現地案内板にある上空写真を見ると、この場所が正にクルスの形をしている事や、 見様によっては「叶」という字に見えない事もない・・・というのが分かります。

展望所から見ると、クルスを横から見る事になりますが、上空写真を見ると正に十字架の形をしていますね。 こんな形の入り江は初めて見ました。 実際に訪れると、きっと自然の神秘に感動する事と思います。

◆ じゃらん
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