大山寺 
大山寺
鳥取県西伯郡大山町にある名峰 「大山(だいせん)」は、中国地方で最高峰を誇る標高1709mの美しい山嶺で、 春から秋は新緑、秋は紅葉、冬は雪山と四季を通して雄大な自然を満喫できます。

そんな大山の中腹に位置する「大山寺(だいせんじ)」は、 天台宗別格本山の寺院です。 山号は「角磐山(かくばんざん)」で、御本尊は地蔵菩薩を祀っています。
奈良時代に成立した山岳信仰の霊場であり、養老2年(718年)に俊方(金蓮上人)によって修験道場として開かれとされています。
平安時代以降、最盛期には100を超える寺院と3000人以上の僧兵をかかえ、一大修行道場として比叡山、吉野山、高野山に劣らないほどの隆盛を極めていました。

 ▲ 大山寺山門

 ▲ 別格本山 角磐山 大山寺。山門から石段を写す
しかし、明治初期の神仏分離・廃仏毀釈をきっかけに衰退の一途をたどり、数多くあった寺も現在は4つの参拝堂と10の支院を残すのみです。
本堂は、昭和3年の火災によって焼失し、昭和26年に再建され、現在に至っています。

また大山町は紅葉の名所としても名高く、ここ大山寺周辺も色鮮やかな紅葉が楽しめます。 紅葉の時期には大山秋色週間として絵とうろうの献灯や、大山寺山門ライトアップなどが行われます。

この山門から大山寺本堂までは約120m、石段を上りますので、体力に自信がない方には厳しいかもしれません。



 ▲ 石段にはお地蔵様が点在する



 ▲ 下山観音堂。本尊十一面観世音菩薩


 ▲ 石段の中ごろにある不動明王
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 ▲ 大山寺本堂



 ▲ 本堂右側にある開運鐘



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大神山神社奥宮
大山寺の山門手前に、「大神山神社奥宮」の石畳の参道入口があります。 大神山神社奥宮の社殿は、荘厳な権現造りです。
もともとは僧が修験のために大山に登り、その道場として簡単な遥拝所を設けるようになったのが始まりとされています。


 ▲ 大神山神社奥宮へ続く石畳の参道
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大山寺 DATA
住所鳥取県西伯郡大山町大山9
電話番号0859-52-2158
公式HP
備考
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