吉香花菖蒲園 / 吉川史料館 / 岩国徴古館 
吉香花菖蒲園
吉香花菖蒲園は、山口県岩国市の名橋 錦帯橋 の近くにある花菖蒲園です。 桜の名所として知られる都市公園「吉香公園」の一部に含まれています。

菖蒲園の正面には佐々木小次郎の像が立っており、菖蒲のない時期でも絶好の記念撮影ポイントとなっています。

 ▲ 佐々木小次郎像

 ▲ 吉香花菖蒲園から見た吉川史料館
 
吉川史料館(きっかわしりょうかん)
吉川史料館は、旧岩国藩主吉川家に伝来した歴史資料や美術工芸品を約7000点収蔵しています。 国宝である太刀「狐ヶ崎」をはじめ、国指定重要文化財の「太平記」など、数々の文化財を収蔵しています。

正門として使用されている「昌明館付属屋長屋門」(しょうめいかんふぞくやながやもん) は 1793年(寛政5年)に七代藩主吉川経倫の隠居所として建造されたもので、 後に改修されているものの、当時の姿をよく残しており、 岩国市の文化財に指定されています。

 ▲ 昌明館付属屋長屋門

 ▲ 吉川史料館

 ▲ 吉川史料館前の桜

 ▲ 吉香花菖蒲園より奥。岩国ロープウェイが見える
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岩国徴古館(ちょうこかん)
岩国徴古館は、物資統制下の戦時中に、旧藩主吉川家が「郷土に博物館を」という目的で建てた建物で、 昭和17年(1942)9月27日起工、終戦直前の同20年(1945)3月10日竣工しました。 設計は佐藤武夫、施工は株式会社池田組です。

佐藤武夫が若い学究心を燃やして初めて手掛けた作品で、当時、建築学界に新しい感覚で受け入れられた ヨーロッパの古典主義様式を基本にして、佐藤の建築家としての才気を表したものとなっています。
特に、展示室内部の下部が広がった列柱や、木製の階段の形態などに、物資の乏しい時代下の建築とは 思えない豊かさを感じます。
[現地案内文より抜粋]

館内では、藩政時代の古文書や工芸品、錦帯橋の資料、流失した旧錦帯橋の一部などを展示しています。

 ▲ 岩国徴古館

 ▲ 岩国徴古館前の桜並木

 ▲ 岩国徴古館
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旧吉川邸 厩門(うまやもん)
岩国藩の13代藩主・吉川経健が建設した邸宅の長屋門です。 木造平屋建で、桁行30mと長大で、西を正面とし、石積基壇上に建ちます。 南寄りに門口を構え、外壁漆喰塗とし、要所に横連子窓を設けています。 屋根は寄棟造で桟瓦葺です。 小屋組は一部に変形トラス組を用いています。 近代の大邸宅の様子を今に伝えています。

 ▲ 旧吉川邸 厩門
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吉川史料館 DATA
住所山口県岩国市横山2丁目7−3
電話番号0827-41-1010
開館時間9:00〜17:00
入館料大人:500円、大学・高校生:300円、小・中学生:200円
休館日水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場無料
公式HP
備考
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last visited : 2017/04/13