宮浦石炭記念公園 / 旧三池炭鉱宮浦坑煙突 
宮浦石炭記念公園 / 旧三池炭鉱宮浦坑煙突
近代日本の発展を支えた、重要なエネルギー資源である「石炭」。 大牟田市は、かつてわが国最大の炭鉱の町でした。
三池炭鉱は、ユネスコの世界文化遺産に登録された『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の構成資産の一つです。

三池炭鉱には9つの坑口がありました。
その中のひとつ、『宮浦坑』は、1888(明治21)年の官営時期に開坑した坑口です。 三池炭鉱の主力坑のひとつとして、約4,000万トンの石炭を産出し、1968(昭和43)年の閉坑まで、最も長く使用されました。
宮原坑の煙突は、開坑の年に建造されたボイラー排煙施設の煙突で、現在、三池炭鉱で唯一現存する煙突です。
高さは31.2mを誇り、直径は上部が2.9m、下部が4.3mあります。 耐火性の赤レンガが約138,000枚使用されています。

 ▲ 宮浦石炭記念公園

 ▲ 炭鉱で使われた機械が展示されている。その奥に宮浦大斜坑がある。

 ▲ 旧三池炭鉱宮浦坑煙突。平成10年1月10日に国登録指定文化財(建造物)として登録

 ▲ 平成10年1月に国登録指定文化財(建造物)として登録

 ▲ 旧三池炭鉱で唯一現存する煙突

 ▲ 炭坑節に歌われた煙突も、もうこれ1本

 ▲ 宮浦大斜坑
宮浦坑には、大斜坑跡も現存しています。 斜坑とは、地上から石炭の層に行くまでの斜めのトンネルです。
宮浦大斜坑は、1924(大正13)年から1990(平成2)年まで、坑内で働く人や採炭資材などの出入口として使用されました。 また、人車などは巻揚機のワイヤーロープで動き、掘出された石炭もここから運び出されました。
地上から坑道までは、垂直距離で180mありました。坑口の高さは2m、幅は5.61mです。


 ▲ このプラットホームから、大斜坑で地底へ。実際に使用された人車

 ▲ 第一立坑跡。立坑は、石炭を掘るため地上から垂直に掘られた坑道

 ▲ 実際に使用されていた機械が展示されている

 ▲ まるでトランスフォーマー
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宮浦石炭記念公園 / 旧三池炭鉱宮浦坑煙突 DATA
住所福岡県大牟田市西宮浦町132-8
電話番号
駐車場5台。無料
公式HP
備考
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