篠崎八幡神社 

 ▲ 篠崎八幡宮の随神門(朱門)
篠崎八幡神社
篠崎八幡神社は、北九州市小倉北区にある神社で、篠崎八幡宮とも呼ばれています。

神社伝記、小倉市誌によると、 仲哀(ちゅうあい)天皇が筑前国 香椎宮 で崩御された後、 神功(じんぐう)皇后が指揮を取り三韓征伐を成し遂げ、 凱旋して筑前国宇美で皇子(応神天皇)を出産されました。
翌年、穴門(長門)の豊浦宮に向かう途中、鷹尾(高尾)山にさしかかると、山頂の大石に皇子(応神天皇)をたたせ、 遥かに長浜や文字ヶ関(門司)から穴門の方を望み、「穴門は近し」といわれたといいます。
この故事に基づき、 敏達天皇12年(584年)、鷹尾(高尾)山の麓に応神天皇、神功皇后、仲哀天皇を祀り、 葛城小藤丸に奉祭させたのが篠崎神社の創始とされています。

 ▲ 力石

 ▲ 蛇の枕石(夜泣き石)

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境内の社殿の両脇には、大きな2つの石が鎮座しています。

左手の「力石」は、神功皇后が皇子(応神天皇)をお立たせしたという石で、 「子安成長」「立身出世」のご利益のある霊石とされています。

右手の「蛇(じゃ)の枕石」(「夜泣き石」)は、 大蛇が女蛇に恋をしましたが、女蛇は貴船神の急の使いにより大蛇の元を去ってしまい、 それを悲しんだ大蛇は紫川左岸の大石を枕にして毎晩「女蛇恋し」と大声で泣いたそうです。 可哀想に思った八雲社の御祭神のお導きで大蛇は竜神となり天に昇りました。 その石を「蛇の枕石」「夜泣き石」と呼び、「安穏祈願」「恋愛成就」「子供の夜泣き封じ」 に御利益があると言われています。
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篠崎八幡神社 DATA
住所福岡県北九州市小倉北区篠崎1-7-1
電話番号093-561-6518
備考
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