宮ノ陣神社
筑後川のほとり、西鉄宮ノ陣駅の近くにある、小さな神社です。
正平14年(1359年)後醍醐天皇の皇子征西将軍宮懐良親王が
足利方の大軍と「大原の合戦(筑後川の戦い)」を繰り広げました。
その際、征西将軍宮がこの地に陣を張られたことから「宮ノ陣」という地名が付いたと言われています。
これらの故事にちなんで、明治21年に神殿を建設し、後征西将軍宮良成親王(懐良親王の甥)を祀ったのが
宮ノ陣神社の始まりです。
後の明治44年に懐良親王の霊を合祀しました。
境内には懐良親王のお手植えと言われる「将軍梅」があり、
これは久留米市内で最も大きな梅の木で、樹齢600年と言われます。
外苑の梅は2月下旬に見頃を迎えますが、
将軍梅は3月上旬〜中旬に見頃を迎えます。
(写真は将軍梅開花前に撮影。外苑の梅は咲いているが、将軍梅は開花前)
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