ド・ロ神父記念館 
ド・ロ神父記念館
長崎市の外海地区は、長崎市の北西に位置しており、 禁教時代にはカクレキリシタンが多く潜伏していた地域です。 外海地区にはそれぞれの教会堂を持つ集落が幾つかあります。

出津教会堂』 を中心とした出津集落には、 明治時代に外海地区のカトリックの神父であったド・ロ神父の偉業を後世に伝える幾つかの遺構が残されています。

「マルク・マリー・ド・ロ神父」は、フランス人宣教師であり、 1868(慶応4)年に宣教師としてだけでなく、石版印刷の技術を伝える為に28歳で来日しました。 74歳で亡くなるまでの46年間を日本で過ごし、そのうち33年間を外海の人々に捧げました。

「ド・ロ神父記念館」の建物は、ド・ロ神父の設計施工により鰯網工場として明治18年に建設されたものです。 その翌年からは保育所として使用されました。
この建物は、旧出津救助院の施設の一部として、平成15年に国の重要文化財に指定されています。

「ド・ロ神父記念館」は外海の様々な産業・文化・建築・医療などなどに奉仕した フランス人宣教師マルコ・マリ・ド・ロ神父の遺品を一堂に集めて、偉業・遺徳を顕彰する為に作られました。






 ▲ アレクサンドル社製ハルモニュウム。ド・ロ神父が購入したもの

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ド・ロ神父記念館 DATA
住所長崎市西出津町2633番地
電話番号0959-25-1081
開館時間9:00〜17:00
入館料大人:310円、小中校:100円
公式HP
備考
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last visited : 2019/04/13