「天草四郎ミュージアム」は天草のキリシタン関連史料を展示する資料館です。
天草四郎を中心に「自由と平等」を求めた「天草・島原の戦い」の意義と歴史観を問いかける体験的テーマ歴史館です。
旧名称は「天草四郎メモリアルホール」でしたが、
2017年11月に閉館した「
サンタマリア館」の収蔵品約300点を買い取り、
2018年4月にリニューアルオープンしました。
天草四郎は、江戸時代初期のキリシタン(カトリック信者)で、キリシタンの間でカリスマ的な人気を得ていた事から、
島原の乱における一揆軍の最高指導者にされました。
この時、天草四郎本人はまだ16歳の少年であり、実際に乱を計画・指揮していたのは四郎ではなく、
四郎は一揆軍の戦意高揚のために祭り上げられていただけという説が有力です。