八幡朝見神社は1196年(建久7年)に大友氏初代当主である大友能直公により創建されました。 同年、豊前・豊後両国守護兼鎮西奉行として豊後国に入国した能直公は、 領内に「七社の制」を定め、七社の八幡宮(豊後八幡七社)を創建または再建しました。 八幡朝見神社はその時に創建されたものと伝えられています。

別府の初詣スポットとしても人気があり、 境内には不治の病に効いたとされる「萬太郎清水」が湧き、水汲みの人も訪れます。 また境内の石畳には、ひょうたん石と盃石があり、初詣の際に踏むと縁起が良いと言われています。 探してみましたが、残念ながら見つけきれず、再チャレンジしたいです。

八幡朝見神社の御神水である萬太郎清水は、 「不知の病の父親が、親孝行な息子萬太郎が汲んできた朝見の清水を飲むとすぐに全快した」という伝説により、 萬太郎清水と呼ばれる様になりました。
古来より煎茶の水としてもてはやされたそうで、 現在も飲料水として近所の方が水汲みに利用されています。 境内には萬太郎清水で淹れたコーヒーを飲める「茶房萬太郎」がありますが、 不定休の様で、訪れた日は開いていませんでした。

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