標高936mに位置する阿蘇の北外輪山の展望所で、カルデラ盆地の阿蘇谷や阿蘇五岳と、反対側に九重連山を一望できます。
以前は「遠見ヶ鼻」と呼ばれていましたが、熊本出身の徳富蘇峰によって「大観峰」と名づけられ、
以来大観峰の方が定着しています。
秋の早朝は雲海が発生することがあり、カルデラ全体が雲海に覆われ、阿蘇五岳が雲海に浮かんで見えます。
阿蘇五岳は、東から「根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳」と並んでおり、
寝観音像あるいは涅槃像のようにも見えます。
また大観峰には熊本県内のテレビ放送局の阿蘇北中継局や、警察庁の無線中継所も設置されています。
国道212号から案内標識が出ています。
大観峰の写真