大山寺
鳥取県西伯郡大山町にある名峰
「大山(だいせん)」は、中国地方で最高峰を誇る標高1709mの美しい山嶺で、
春から秋は新緑、秋は紅葉、冬は雪山と四季を通して雄大な自然を満喫できます。
そんな大山の中腹に位置する「大山寺(だいせんじ)」は、
天台宗別格本山の寺院です。
山号は「角磐山(かくばんざん)」で、御本尊は地蔵菩薩を祀っています。
奈良時代に成立した山岳信仰の霊場であり、養老2年(718年)に俊方(金蓮上人)によって修験道場として開かれとされています。
平安時代以降、最盛期には100を超える寺院と3000人以上の僧兵をかかえ、一大修行道場として比叡山、吉野山、高野山に劣らないほどの隆盛を極めていました。
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