まず本殿に参拝です。
お賽銭箱には「宝くじ当選祈願」と書かれた大きな紙が貼ってあります。
同じ阿蘇市の「
福の神地蔵尊」や
南阿蘇村の「
宝来宝来神社」など、
阿蘇には金運にご利益がありそうなところが多いですね。
本殿の中で販売されているお守りや交通安全のステッカーなど、
料金は賽銭箱に入れるシステムです。なかなかアバウトです。
では、“蛇石”と“白蛇様”を見に、本殿の右裏に回ります。
大小の赤い御社が2つあり、その奥に蛇石や数体のお地蔵様、蛇の掘られた石碑などがあります。
大きい方の御社に住む白蛇様の方が大きく、小さい方は赤ちゃんか子供の白蛇様です。
どちらも見たところ2匹ずつ入っている様でした。
大きい白蛇様はつがいで、小さい方はその子供なのでしょうね。
御社にはエアコンが設置されていて、24度に設定されていました。
現代の白蛇様は至れり尽くせりですね。
本殿前に建つ「蛇石神社の由来と霊験」を読むと、御神体は「蛇石」だろうと推測されるのですが、
大きい方の白蛇様の御社には“白蛇様ご神体”と書かれており、「蛇石」「白蛇様」共に御神体とされているのかもしれません。
白蛇様の奥には、蛇石と思われる、注連縄のかかった岩があります。
神話によれば、「赤水村と云う村があり
隼風とともに黒雨天を覆い雷鳴とともに一条の竜天に沖するも
やがて巨岩の切れたるところ一尺あまりの白蛇居て
不思議な霊験を現すので、村人たちは蛇石さんと崇め
小祠を建て祭りをするようになりたと。」記載されているそうです。
(「蛇石神社の由来と霊験」より)