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松の参道
下り参道を通り抜け、小川にかかる太鼓橋「祓橋」を超えると、松の参道が拝殿まで続いています。
松の参道の中央の路は、昔は皇族や貴族、勅使だけが歩く参道であり、 一般の人は左右を歩くようになっていました。 現在は松の木の根を保護するため、松の中央を歩く事はできず、 左右の路を歩くようになっています。
松の参道に立つ鳥居は鉄製の鳥居です。
出雲大社には4つの鳥居があり、それぞれ材質が異なります。
本殿から遠い順に紹介すると、
@「神門通りの大鳥居」は、白い鉄筋コンクリート製の鳥居。
A「勢溜の鳥居」は、木製の鳥居。
B「松の参道の鳥居」は鉄製の鳥居。
C「銅の鳥居」は銅製の鳥居。拝殿の入口にあります。
▲ 松の参道
▲ 鉄の鳥居
▲ 松の参道の右側「東神苑」。桜が満開だった。
▲ 神話の杜
▲ 神話の杜
松の参道の左右はどちらも広場になっていて右側が「東神苑」、左側が「西神苑」と言います。 春に訪れた時には、どちらも桜が満開でした。
「鉄の鳥居」の左側辺りには、「神話の杜」があります。 石で出来たオブジェで、3本の石で森を、真ん中の白い大理石には、兎・八岐大蛇・猪・鼠が集い、遊ぶ姿を 抽象的に刻んでいるそうです。
松の参道の左側、「西神苑」には沢山のウサギの像があり、 まるでウサギたちが遊んでいる様に見えます。
出雲大社の境内には 「いなばの白ウサギ伝説」にちなんだウサギの像があちこちに置かれており、 可愛らしいウサギを探しに散策するのもまた楽しいと思います。
▲ 「西神苑」の桜とウサギたち
▲ 「西神苑」の桜
▲ 「西神苑」の桜
縁むすびの碑
西神苑の北の方(拝殿に近い方)には、「縁むすびの碑(いしぶみ)」があります。
古事記の中に綴られた、大国主大神と須勢理毘売(スセリ姫)が出雲大社に仲睦まじくお鎮まりになられた一文であり、 夫婦の契りの盃を交わされて永遠の御縁を結ばれた様子を描いた陶板がはめ込まれています。
陶板の前には大国主大神と須勢理毘売が盃を交わす様子を模した2羽のウサギがおり、 徳利と盃を持っている様子が何とも愛らしいです。
▲ 縁むすびの碑(いしぶみ)
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出雲大社 DATA
住所
島根県出雲市大社町杵築東195
電話番号
0853-53-3100
公式HP
備考
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◇
出雲大社 公式サイト
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last visited : 2017/04/12