日田市大山町にある、一級河川・筑後川の本川上流部に建設されたダムで、高さ82.0メートルの重力式コンクリートダムです。
1953年(昭和28年)6月の西日本水害による深刻な被害を契機に、上流の
下筌(しもうけ)ダム と同時に建設されました。
ダム建設に際して起こった「蜂の巣城紛争」は日本最大級のダム反対運動としても知られています。
春は山桜、秋は紅葉が美しく、冬は渡り鳥が飛来します。
10月1日〜5月中旬には遊覧船が運航しており、
松原ダム資料館から、上流の杖立温泉、下筌ダムまで約1時間半かけて遊覧しています。