豊国神社 五重塔 
五重塔
厳島神社からほど近い高台に建っており、宮島の至る所からその美しい姿を見ることが出来る 五重塔は、 桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔で、 通称「千畳閣」と呼ばれる豊国神社に隣接しています。
この五重塔は、通常外からその美しい建築を眺めるのみで、内部を見学することは出来ません。

五重塔の高さは27.6m、方は3.6mで、応永14年(1407年・室町時代中頃)の創建です。 明治33年(1900年)に国の重要文化財に指定されています。
厳島神社の管理下にありますが、 厳島神社末社・豊国神社(通称「千畳閣」)の五重塔です。

下の写真は、春には桜の名所ともなる光明院前から、美しい桜と五重塔のコントラストを堪能しながら 五重塔へ向かっているところです。
和の織り成す光景がなんとも美しいです。

 ▲ 五重塔







龍髯(りゅうぜん)の松
五重塔への入口、塔之岡茶屋の前にある手入れの行き届いた松です。 樹齢200年余りと云われる立派な末で、その姿が龍の頬髯の様であることから名付けられてそうです。

塔の岡
この五重塔が建つ岡は、塔の岡と呼ばれています。 毛利元就が陶晴賢(すえはるかた)を襲撃した厳島合戦の古戦場です。
弘治元年(1555年)9月21日晴賢は大軍を率いて上陸し、ここに本陣を構え、毛利方の宮尾城を攻撃しました。


五重塔は内部を見ることは出来ませんが、 内陣の天井には龍が、外陣の天井には葡萄唐草の模様が描かれているそうです。


 ▲ 厳島神社から見た五重塔

 ▲ 厳島神社から見た五重塔
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豊国神社 五重塔 DATA
住所広島県廿日市市宮島町1-1
電話番号
開門時間
休日
拝観料無料
公式HP
備考
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last visited : 2017/04/09