「明礬 湯の里」は別府八湯のひとつ明礬温泉に位置する温泉施設、湯の花直売所を中心とした施設です。
明礬一帯は湯の花の製造地として有名で、こちらの施設では 職人さんの手によって採取された湯の花が、オリジナルの入浴剤やコスメとなって店頭に並んでいる他、 湯の花小屋を無料で見学することが出来ます。
他に別府の土産物などの販売や、温泉熱を利用した地獄蒸しの卵やお饅頭を食べる事ができ、 レストランでは大分のご当地グルメ“だんご汁定食”や“とり天定食”、“やせうま”などを頂く事ができます。
温泉は男女別大露天岩風呂(内湯もあり)、湯の花小屋をイメージした家族風呂があり、 標高350mの高さに位置するという事で、 露天風呂からは明礬大橋や鶴見岳、高崎山などが眺められます。
施設内には湯の花小屋や地獄蒸し場が立ち並び、 岩肌から地熱が噴き出している場所や、小さな泥炭地獄などもあり、散策するだけでも楽しめます。
大型の施設なので、常に観光バスが団体を乗せて乗り入れています。

湯の花小屋をイメージした家族湯に入湯しました。 小屋は全部で4つあり、それぞれ別府周辺を連想させる名前が付けられています。
小屋の中に入ると、脱衣所と浴室が一体となっています。 小屋全体が藁葺なので、冬季に入湯するととても寒かったです。 また小屋の構造上、三角形の室内ですので、脱衣スペースは狭く感じます。 脱衣所にはドライヤーが備え付けられており、洗い場にはボディソープが置いてあるだけの、簡素なものでした。
小屋の中は風通しが良いのか、喚起が良くされているのか、 湯気も籠っておらず、硫黄の臭いも強烈には感じません。

湯船の中のお湯は、明礬に良く見られる白っぽく濁ったもので、 泉質は『単純酸性硫黄温泉』です。
浴槽は大人2人なら十分入れる広さですが、少し浅いと感じました。 お湯と水のカランがあるので、お湯も水も足りなければ足す事が出来ます。
洗い場のカランからお湯を出すと、強い硫黄の臭いを感じましたので、洗い場も温泉を引いている様です。 上がった後はお肌がしっとりすべすべになった気がしました。

◆ じゃらん
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