遠賀郡岡垣町にある成田山不動寺は、昭和39年に千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺より、 不動明王をお迎えして開山しました。 交通安全、商売繁盛、身代わりの不動尊とされています。
湯川山の中腹にある成田山不動寺は、春には桜の名所として親しまれ、お寺までの沿道には桜並木が続きます。 沿道には遊歩道が続いていますので、桜を眺めながらの散策も出来ます。 また、境内からの展望は素晴らしく、晴れた日には響灘越しに山口県が望めます。
この日は岡垣町の春まつりが成田山不動寺の境内で行われており、 沢山の花見客で賑わっていました。

成田山不動寺へ続く坂道には桜が植えられ、開花時期には桜のトンネルとなります。 この坂の途中に、『ゆうれい坂』と呼ばれるスポットがあります。 幽霊が出る坂ではなく、目の錯覚から不思議な現象が体験できる坂なのです。

道路の左手に『ゆうれい坂』の表示があります。 この場所はすぐ先が急な上り坂の為、目の錯覚でわずかに下り坂に見えますが、 実際には緩やかな上り坂なのです。 その為、空き缶やボールなど、転がり易い物を置くと、想像と反対方向へ転がるという 不思議な体験が出来るのです。

しかしこの場所は普通の道路なので、車に注意して実験して下さい。

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