大分県豊後大野市緒方町は、石橋の町と言われるほど、多くの石橋が点在しています。
この鳴滝橋（なるたきはし）は、国道502号沿い、ホームセンターコメリ緒方店のすぐ近くにあります。

緒方川に架けられた、5連アーチの均整の取れた美しい石橋で、大正11年（1922年）に架設されました。 橋長は50mです。

上流側の壁石の下の支柱には、鼻柱と呼ばれる出っ張った形になっています。 これは、洪水をアーチ下に分け、壁に当たる水圧を和らげて壁石を護る為の作りです。
下流側の壁石と支柱の境に凹凸はありません。

橋の上部はアスファルトで補強され、手すりが付けられています。 橋の両側には親柱が残っています。