奥みょうばん山荘 | 大分県別府市 | 福岡発!! 九州観光ガイド

明礬温泉より更に高地、湯山高原にある「奥みょうばん山荘」は、別府八湯温泉道では明礬温泉エリアに入っていますが、正確には「湯山高原温泉」です。明礬温泉より国道500号を更に上って行くと小さな看板が出ているので、そこから湯の花小屋の間の細い道を入って行きます。
以前は湯山高原荘として営業していた施設を、現在の経営者の方が工事・改修しながら運営されています。常に工事中という施設です。現在使用可能な浴室は貸切風呂の3室のみです。

以前訪れたときは待ち時間が長く断念したのですが、今回は運良くすんなり入浴出来ました。受付は、民家の玄関の様にも見える、山荘の玄関へ。玄関を開けて中に入ると右側が休憩室兼待合室の様になっています。準備の為少し待っている間、ジュースや温泉卵が販売されていたので頂きました。 4月の中旬でしたが、山間部の為冷え込み、薪ストーブに火を入れられました。稼働している薪ストーブを見たのは初めてでした。

家族風呂はまだ新しい建物ですが、ドアを開けるとそこが狭い脱衣スペースで、備え付けの脱衣棚があり、すぐ奥が浴槽です。そして湯船を覗くと、湯の花びっしりの白濁湯。僅かに青みがかっている様に見えました。薄灰色の湯の花がフワフワ舞い、浴槽の底は見えません。硫黄臭もかなり強くて、その日着用していた衣類は洗濯してもしばらく硫黄臭が残っていました。とにかく白濁具合が凄い！！　これで1人500円はお得です。また行きたい温泉です。