龍門滝 (りゅうもんだき、りゅうもんのたき) は、鹿児島県姶良市加治木町に位置し、
網掛川中流にある高さ46メートル、幅43メートルの滝です。
日本の滝百選に選ばれています。
周辺は「龍門滝の森」として整備され、展望所、遊歩道、休憩所があり、夜間ライトアップもあります。
すぐ側に「
龍門滝温泉」があり、その浴室から龍門滝が見えるようになっています。
その昔、唐人がこの滝を見て、
「漢土の龍門瀑を見るが如し」と言ったことから、龍門滝と名付けられたと言われています。
「漢土の龍門瀑」とは、黄河の上流の峡谷にある滝で、
私たちが難関を突破する際に使われる“登竜門”の語源となっています。
また、橘南渓は「西遊記」の一節で絶賛し、儒学者・安井息軒も来観したことがあるという、
県下でも稀に見る名滝のひとつです。