曽木の滝 

 ▲ 曽木の滝 駐車場から。
曽木の滝
鹿児島県伊佐市にある川内川上流にある滝で、“東洋のナイアガラ”とも呼ばれる豪快な滝です。 表記は「曽木の滝」とも「曾木の滝」とも使われる様です。 滝幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールの滝で、 豊かな水量が轟音を響かせながら、千畳岩の岩肌を削るように流れます。 滝を見渡せる様な遊歩道が作られ、周囲は公園化されています。

大型の駐車場が設けてあり、駐車場のすぐ側には「洞窟きのこ園」という有料の施設があります。 また、駐車場近くには土産物屋や食事処が軒を連ねており、鹿児島ならではの黒豚を使った料理なども提供されています。
土産物などの店舗の正面に、展望所への階段があったので行ってみると、 曽木の滝を上から見下ろす展望所が設けてありました。 しかし残念ながら、余りに規模の大きな滝の為、全景は望めません。

 ▲ 展望所から写した曽木の滝

 ▲ 土産物屋や食事処が並ぶ

 ▲ 正面の階段を上ると展望所

 ▲ この子は飼い猫の様だ

曽木の滝のすぐ下流には、かつて 曽木発電所 がありました。 曽木発電所株式会社は野口遵(のぐちしたがう)によって、明治39年(1906年)に建設され、 ドイツのジーメンス社製の800kwの発電機と水車を備え付けて発電を開始し、 大口にある三ヶ所の金山や近傍の町村に電力を供給しました。 また、余分な電力を利用して水俣村でカーバイド生産に着手しました。
その後発電量約6360kwの第二発電所が完成しました。

明治42年、野口は日本初のカーバイドからの石炭窒素と硫安の生産に成功し、 日本カーバイド商会と曽木電気株式会社を合併し、 日本窒素肥料株式会社を発足させました。 これが現在のチッソ株式会社や旭化成株式会社などの前身です。

曽木発電所は 昭和40年(1965年)にその下流に鶴田ダムが完成した為に水没しましたが、 今でも曽木の滝公園のすぐ下で、発電所への取水口や制水門のゲート巻き上げ機が残っています。 発電所の煉瓦積みの建物はダム湖の底に沈んでいますが、 夏季の渇水期には姿を現すことがあります。

 ▲ 発電所取水口跡

 ▲

 ▲ 滝の上流に架かっているのが、曽木大橋。この橋で景観を損ねているとして、「日本の滝百選」から漏れている。

 ▲ 曽木の滝。左端、発電所取水口跡近く

 ▲ 曽木の滝。左端、発電所取水口跡近く





 ▲ 曽木の滝、下流側を見る。新曽木大橋
page top 



page top 
伊佐市のお宿 伊佐市関連商品 information
インターナショナルゴルフリゾート京セラ
温泉・プール・テニス・卓球・サッカー・ゴルフでリゾート満喫♪  温泉・プール・卓球・サッカー場・ゴルフ場・スポーツジム・カラオケ、付帯施設たくさん・・・・家族・友人で、リゾートで遊んじゃおう♪・・・スポーツ・サークル合宿でも楽しめます♪
早水荘
囲炉裏付離れのある閑静な和風旅館。 水清き金山の町。 川面を覆う湯煙に心誘われしー湯之尾温泉郷。 囲炉裏を囲んでの語らいにふと笑顔がこぼれ、時を忘れる風情が胸にしみいる。 京風料理とおもてなし。 離れはかわいいペットも可能です。
伊佐大泉
「伊佐大泉」をつくっている「大山酒造」は字からすると大きな蔵かと思われがちですが、今では数少ない、「一蔵一銘柄」の小さな木造り蔵です。 明治38年(1905年)に創業依頼一貫して芋焼酎にこだわり焼酎造りをしています。 一本だけしか造らない酒蔵・一蔵一銘柄の心意気! お求めやすい価格のスタンダードタイプ。
ロリポップ!
『ロリポップ!』は月額105円から〜  容量5GB/30GB/60GB!  豊富な機能で、これまで120万人以上にご利用頂いているレンタルサーバーです。
ゆこゆこネット
ゆこゆこネットは1万円以下でお客様満足度80点以上の温泉宿が満載!温泉、料理、客室の満足度ランキングを始め季節の特集や温泉地の検索から、お客様に満足していただける温泉宿をご提供します。
曽木の滝 DATA
住所鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
電話番号0995-23-1311
公式HP
備考

大きな地図で見る
近隣 SPOT 関連 LINK
BACK    HOME    PAGE TOP
last visited : 2013/03/18