特攻殉国の碑 
特攻殉国の碑
「特攻殉国の碑」が建つ周辺は、1944年、日々悪化する太平洋戦争の戦局を挽回する為、 魚雷艇の訓練場として横須賀から移転開設されました。
その年の9月頃より、特攻艇「震洋」要員の要請を始め、人間魚雷「回天」、機雷「伏龍」、小型潜水艇「蛟竜(こうりゅう)」 などの要員育成にも力を入れていました。
そして、この海で全国から志願した数万人の若者が日々訓練を受け、出陣し、3511名が死亡しました。
ここにある特攻殉国の碑は、その殉国者全員の氏名が刻銘されています。

また、東彼杵君川棚町には、佐世保海軍工廠などで製造された魚雷の発射試験を行う「川島魚雷発射試験場」があり、 その遺構は今でも現存しています。

右写真をクリックすると、昭和20年の太平洋戦争末期、 この地に様々な特攻兵器の訓練場及びその軍事施設があった事が分かる。

 ▲ 旧海軍・川棚臨時魚雷艇訓練所要図

「特攻殉国の碑」の後方の建物には、震洋艇の3〜4分の一の模型が飾られている他、 資料館となっている。残念ながら早朝に立ち寄った為、資料館はまだ開いていなかった。

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 ▲ 海中に見える四角い基盤は、資材や震洋艇の揚げ降ろしに利用されていたクレーンの基礎台で現存している物です
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特攻殉国の碑 DATA
住所長崎県川棚町東彼杵郡新谷郷
電話番号0956-82-4411
時間終日開放(資料館は要連絡)
駐車場なし
公式HP
備考
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