宇佐には昭和14(1939)年に宇佐海軍航空隊が開隊され、艦上爆撃機、艦上攻撃機の搭乗員養成のため訓練が行われました。
昭和20(1945)年には、宇佐でも特別攻撃隊が編成され、154人もの尊い命が失われました。
また、宇佐海軍航空隊とその周辺では、米軍による空襲が何度も行われ、多くの被害が出ました。
現在でも宇佐には当時の戦争遺跡が幾つか残されており、
中でも軍用機を空襲から守るための『
掩体壕(えんたいごう)』は10基も残っています。
その殆どが民家の倉庫などとして利用されており、宇佐市が保存整備しているのは
『
城井1号掩体壕(じょういいちごうえんたいごう)』のみなので、見学には注意が必要です。