耶馬渓観光の主要道路となる国道212号線は、山国川に沿うように走っています。 その国道212号線の、「道の駅 やまくに」と 「耶馬渓ダム」の中間あたりに位置する、 下郷小学校近くにある交差点“下郷入口”より、大分県道702号に入り、奇岩・奇峰が織りなす景色を眺めながら進みます。 この“耶馬渓町金吉”辺り一帯を裏耶馬渓と呼ぶようです。

国道212号の“下郷入口”より県道702号を約8km程走った辺りが“耶馬渓町伊福”で、「伊福の景」と呼ばれる景勝地であり、 伊福温泉が湧きます。 伊福は盆地になっていて、周囲の山々と奇岩が織りなす山里と田園の景色が360°のパノラマで迫ってきます。

県道702号に「伊福温泉」の標識を見つけました。 農作業をする人の姿があり、静かでのどかな風景です。
この「伊福温泉」の標識から農道の様な細い道を入っていくと、「裏耶馬温泉 憩の家」などの伊福温泉があります。

右側の写真は、県道702号から少し入ったところから映した物です。 県道702号沿いに連なる奇岩・奇峰がクローズアップされる伊福地区ですが、 別の角度を撮っても水墨画の様な景色が広がっていました。
「裏耶馬温泉 憩の家」は平成23年に閉館しています

「裏耶馬温泉 憩の家」辺りからの眺めは電線も邪魔せずに奇岩・奇峰が目の前にダイナミックに見えるのでお勧めです。 近くに「伊福の景展望所」があり、駐車スペースがありますが、眺めは余り良くありませんでした。