星野村 は2010年に八女市に合併した、旧八女郡星野村地区で、大分県との県境部となる福岡県の南部に位置しています。 人口約3000人程度の地域で、その殆どが山間部であるため、標高が高く、星がきれいに見える場所 『星のふるさと星野村』として地域活動を行っています。
産業は主にお茶であり、八女茶の生産地のひとつとして、『星野茶』という呼称を使っており、 特に玉露が有名です。

そんな星野村の観光スポットは、『星のふるさと公園』一帯です。 星と泊まれる天文台『星の文化館』、 シャクナゲやダリアの咲く『星の花公園』、 星野茶のことを学ぶ『茶の文化館』、 麻生池を中心としたキャンプ場『池の山キャンプ場』、 宿泊施設『池の山荘』や立寄り温泉施設『星の温泉館きらら』が主な施設です。

茶の文化館 は、お茶の歴史や製法の展示、茶室の展示、抹茶碾きや和菓子作りの体験など、 お茶を楽しく学べる施設です。 また、お茶を使った料理が食べられる「星野茶寮」もあります。
玉露の生産地として有名な星野村で作られる、 星野村伝統の玉露「しずく茶」は、お茶の葉を1枚1枚手で摘み、昔ながらの製法で旨みを最大限に引き出したお茶で、 茶の文化館の入館料には、その「しずく茶」か抹茶のお茶券が付いています。

この玉露「しずく茶」は御茶菓子付きで、1煎目〜4煎目まで“飲んだ”後、最後は“食べる”ことが出来るのです。 一煎目〜四煎目までは、温度の違ったお湯を注ぎ、変化していく味わいを楽しみます。 最後は好みで、酢醤油をかけ、残った茶葉を食べるのです。

星野茶の魅力を体験したら、星野茶や茶器、お茶を使ったお土産なども販売されていますので、 自宅で優雅なひとときを過ごしてみては・・・

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