ひめしまブルーライン 
ひめしまブルーライン
姫島のフェリー発着所から 姫島灯台 へと続く海岸線が、 ひめしまブルーラインです。
姫島を自転車で観光するなら、フェリー発着所近くでレンタサイクルを借り、 ひめしまブルーライン沿いに姫島灯台まで進み、島の中央を走る県道稲積姫島湾線を戻って来るのがお勧めです。 反対に県道稲積姫島湾線を使って姫島灯台に行くのは、上り坂が多いのでお勧め出来ません。

 ▲ 姫島海水浴場

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姫島運動公園・姫島海水浴場の前を通り、姫島の最高峰である矢筈岳(266m)の麓を走る海岸線・ひめしまブルーラインを進んで行きます。 歩道も広く取ってあり、安全にサイクリングが楽しめます。 海を見ながらのサイクリングは解放感たっぷりで気持ちの良いルートです。

矢筈岳を過ぎて少し行くと、大海地区の近くに 層内褶曲 という変わった断層があります。 ちょっとした集落(?)の個人の畑の裏側にむき出しになっているので、 案内板が大きく立っていなければ見落としてしまいそうです。

層内褶曲; この層の中程、高さ約7〜8mの地層に唐草模様の層内褶曲が見られる。 この模様は、火山活動等に伴う地震による振動で、上下の地層に挟まれた軟弱な堆積物中の水が流動を始め (液状化現象)地層下部から上へ向かって排水するために地層内部の構造が複雑に変形してできたと考えられ、 全国的にも大変珍しいと言われている。 昭和34年 大分県の天然記念物に指定された【現地案内板より転記】

 ▲ 層内褶曲
層内褶曲を過ぎて更に進むと、弘法大師御野宿所があります。 飲水のある滝のところで野宿していた弘法大師が、鯖釣りの漁人に、供養の為に1匹貰おうとすると、 漁人は悪態をついて渡さなかった。ところが漁人が家に帰って鯖を食べようとすると全てが腐っていたと言われています。

更に進むと、塩田の様な場所が広がっていて、整地作業の最中でした。 ここが車えび養殖場の様です。

 ▲ 弘法大師御野宿所

 ▲ 車えび養殖場
更に進むと、東浦(稲積)漁港があります。 漁港の近くに、弘法大師御休息所があります。 松の木陰で御休息されていた弘法大師の耳に、妙なる音楽が聞こえ、 振り返ると海辺の丘の上で古代衣装の綺麗な女性が舞っていたのですが、 思わず「あ、綺麗」と声を出すと、その自分の声で目を覚ましました。 それは全国行脚で疲れている弘法大師に、比売語曽(ひめこそしゃ)が見せた慰めの舞でした。

 ▲ 弘法大師御休息所

 ▲ 姫島八十八ヶ所巡り・第六十六番
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姫島海水浴場より 姫島灯台 までを結ぶ海岸線。

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last visited : 2012/06/02