松浦史料博物館入口に建っている、純和風の倉作りの建物です。
中はアンティークな家具や調度品が並び、西洋の風を感じます。
名前の通り、窓からの景色は素晴らしく、
平戸城や
フランシスコ・ザビエル記念教会の尖塔が見えます。
喫茶では、シフォンケーキセットやスープセット、サンドセットなどの軽食メニューがあり、
平戸の町を眺めながらのティータイムが過ごせます。
今回は『烏羽玉(うばたま)』を頂きました。
『
烏羽玉(うばたま)』は松浦史料博物館蔵の江戸時代のレシピ本「百菓之図」を元に復元した菓子で、
黒ゴマを練り込んだ餡を求肥で包み、高級砂糖の和三盆をまぶしています。
餡と和三盆がたっぷりですが、想像よりもはるかに甘さ控えめで、
餡と黒ゴマの風味と舌触りがとても上品なお菓子でした。
一緒に出てきたクッキーは「カネールクウク」という、こちらも復元菓子です。
烏羽玉はカスドースで有名な平戸の老舗菓子舗「つたや総本家」が製造元で、眺望亭でも4個入り1260円で販売されています。