この地は有馬晴信が本陣を構えて佐賀・龍造寺隆信軍を撃破したところで、森岳と呼ばれていました。 この地に五条(奈良県)から入封した松倉豊後守重政が、 森岳と呼ばれた高地を城の形に切り取って石垣を積み、 堀を掘って城を築きました。 元和4年(1618年)に着工し、7年の歳月を費やして完成しました。 同時に島原城下町も整備したと言われています。
以来、松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・再び松平氏と、4氏19代の居城を務めました。
その間には1637年(寛永14年)の島原の乱では一揆軍の猛攻をしのぎ、 1792年(寛政4年)の島原大変時には、地震と大津波にも耐えました。
明治維新で廃城となり、払下げ・解体されました。
現在の天守閣は1964年(昭和39年)に復元されたものです。

現在は天守閣にキリシタン史料並びに藩政時代の郷土資料・民俗資料などを掲示しています。

現南島原市出身の彫刻家・北村西望(きたむらせいぼう)の記念館で、 館内には代表作約60点を展示しています。 島原城天守閣の裏手にあり、記念館の外には様々な銅像が立っています。
北村西望の代表作である「長崎平和祈念像」の原型も展示されています。

◆ じゃらん
◆ 楽天トラベル

◆ じゃらん
◆ 楽天トラベル