長崎県平戸市の生月島にあるカトリック教会で、
長崎県内や周辺各地で数多くの教会建築を手がけた
鉄川与助の設計・施工によるロマネスク様式の教会堂です。
1909年(明治42年)に教会建設に着工、1912年(大正元年)に完成、献堂されました。
その後1970年(昭和45年)に改築・一部増築が行われています。
天井は木造のリブ・ヴォールト天井(こうもり天井)で、内部壁面には
蝶の羽で作られた色鮮やかな装飾画が飾られています。
これは1990年頃に在任していた主任司祭が自ら蝶を採集して作り上げたものです。
祭壇の中央の十字架は聖地
ガスパル様 の墓に植えられていた松の木で作られた物です。