英彦山神宮 / 英彦山スロープカー 
英彦山神宮上宮は改修工事が行われており、令和4年8月〜令和7年12月(予定)まで、登山道の一部規制があります。
英彦山神宮
福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる英彦山は、古来から神の山として信仰されていた霊山で、 北岳・中岳・南岳の三峰から構成されています。
英彦山神宮は、 中央にある中岳の山頂に御本社である上宮があり、中腹に中津宮・下津宮、その下に奉幣殿があります。
上宮は山頂にあり、中津宮も中腹なので、登山となりますが、 奉幣殿までは英彦山スロープカーが運行しているので、気軽に参拝出来ます。

英彦山神宮の御祭神は、北岳・中岳・南岳を神格化し各峰に1柱をあてたもので、 主神は北岳の、正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)。 配神である南岳の、伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と、 中岳の、伊耶那美命(いざなみのみこと)。

 ▲ 英彦山神宮奉幣殿と、上宮へ向かう参道

 ▲ 英彦山神宮奉幣殿
英彦山神宮奉幣殿(国指定重要文化財)
英彦山は古来より御神山として信仰されていたと思われ、12世紀より西国修験道の一大拠点として栄えました。
奉幣殿は、修験道時代の霊仙寺の大講堂でしたが、天正年間に焼失し、 現在の建物は、元和2年(1616年)小倉藩主細川越中忠興によって再建されたものです。
明治時代の神仏分離により修験道が廃止され、霊仙寺は英彦山神社となりました。

奉幣殿までは英彦山スロープーカーが運行しています。 奉幣殿に参拝したら、下津宮までは石段で割と簡単に上ることが出来るので、一緒に参拝されると良いでしょう。


 ▲ 英彦山神宮社務所

 ▲ 奉幣殿より参道を見下ろす

 ▲ 下津宮

 ▲ 下津宮より更に上へ
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英彦山スロープカー
英彦山スロープカーは、英彦山神宮への参拝を手軽にするために造られたもので、 かつての英彦山小学校だった「花駅」と英彦山神宮最寄りの「神駅」を7分で結ぶ斜行モノレールです。
「花駅」には、おみやげコーナー、山伏文化財室、昆虫展示室があります。
以前は、英彦山神宮の境内の中で一番下に当たる、銅の鳥居のところに「幸駅」がありましたが、廃止されています。

 ▲ 英彦山スロープカー 花駅
銅鳥居
かねのとりい」と読みます。
英彦山神宮境内の、一番下に位置しています。

寛永14年(1637年)、佐賀藩主鍋島勝茂公の寄進により建てられたもので、 高さ7m、柱の周囲は3m余りもある、胴の太い青銅製の鳥居です。
「英彦山」の額は享保19年(1734年)に霊元法皇の勅命を受けて掛けられたもので、 この頃から「英彦山」と呼ばれるようになったといわれています。

 ▲ 「銅の鳥居」
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 英彦山神宮について書いた、別の記事はコチラ
  Blog 【英彦山神宮奉幣殿】
  Blog 【英彦山スロープカー】
  Blog 【英彦山神宮 銅の鳥居】
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英彦山神宮 DATA
住所田川郡添田町大字英彦山
電話番号0947-85-0001
駐車場無料駐車場あり
公式HP
備考
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