[日奈久温泉] 日奈久温泉センター ばんぺい湯 
日奈久温泉センター ばんぺい湯
八代市の 日奈久温泉 に3つある公衆浴場 (東湯、西湯、日奈久温泉センターばんぺい湯) のうちのひとつで、 日奈久温泉の開湯600年に合わせ、2009年にリニューアルオープンした温泉施設です。 1階に公衆浴場である「本湯(200円)」、 2階に大浴場である「ばんぺい湯(500円)」、 3階が「家族湯(ばんぺい湯料金+部屋代)」となっています。
大浴場ばんぺい湯と家族湯へは、写真中央の玄関から入れますが、 公衆浴場の本湯へは、建物の横から別の入口があります。
建物正面には無料の足湯があり、館内には物品販売所、軽食コーナー、食事処など、 充実した施設となっています。 また、館内はバリアフリーな造りです。

この温泉センターの始まりは、約350年前の江戸時代に肥後細川藩の藩営温泉「御前湯」として利用され、 明治から昭和にかけては「日奈久温泉本湯」、昭和42年から「温泉センター」として利用されて来たものです。

 ▲ 日奈久温泉センター ばんぺい湯
写真の足湯は玄関の右手に、写真の壱号泉は建物の右横にあります。 センターの左手側に何やら祠があるので見てみると、恵比寿様が祀ってありました。 日奈久地区に7つある恵比寿様のうちのひとつだそうです。 この恵比寿様の後ろに見えているのが、本湯の入口です。

 ▲ 足湯

 ▲ 日奈久温泉の由来と壱号泉

 ▲ センター横に祀られている恵比寿様
玄関から入ると、土産物屋農産物を販売する物品販売所が、その奥には軽食コーナーがあります。 勿論、名前の由来ともなっている、八代特産の晩白柚も販売されています。 この物品販売所の前に券売機と受付があります。

 ▲ 物品販売所

 ▲ 奥に軽食コーナー

 ▲ 日奈久温泉水もある
玄関から入って券売機で入湯券を購入します。 券は市内と市外が別の発券ですが、料金に違いはありません。 受付に券を渡して、2階の大浴場へ向かいます。 3階建てのバリアフリー施設なので、勿論エレベーターも付いています。
1階から2階への階段の踊り場には、日奈久温泉で旧暦の8月15日に行われる「十五夜綱引き」の模型が飾られています。 その横にはギネス記録に認定された晩白柚のレプリカが展示されています。
2階に上がると食事処兼休憩所があり、ゆったりと寛ぐことが出来ます。

 ▲ 階段の踊り場

 ▲ 食事処兼休憩所
今回は「ばんぺい湯」しか利用しませんでしたが、「本湯」の方も広々とした浴場の様です。 違いはサウナと露天がない事の様です。

さて、お楽しみの大浴場「ばんぺい湯」は、日替わりで男女が入れ替わります。 脱衣所は人がいたので撮影出来ませんでしたが、広い脱衣所の中央には長椅子があり、 10円のコインロッカーがかなりの数並んでいます。
浴室のドアを開けると、かかり湯と左手にサウナ、中央には広い内風呂があり、 壁際には洗い場が並んでいます。水風呂、飲泉場もあります。 奥のドアを開けると、岩風呂風の露天風呂があります。

お湯は単純温泉で、無色透明、無味無臭といった特徴のない湯でした。 内湯に浸かると僅かに塩素臭が感じられ、 後で温泉分析表を見ると、かけ流しですが、塩素系薬剤を使用していました。 その為、飲泉場以外の湯は飲泉出来ず、 泉温が34.5℃〜46.0℃なので、加温してあるそうです。 湯の特徴は感じられませんが、広々としていて明るく清潔な、気持ちの良い温泉でした。
こちらの施設は、日奈久温泉の催しとして、12月15日〜1月末までの期間限定で なんと「晩白柚風呂」が楽しめるそうです。

 ▲ かかり湯

 ▲ サウナとキュートな洗面器

 ▲ 水風呂と洗い場

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 ▲ 内湯と飲泉場

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 ▲ 露天風呂
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日奈久温泉センター ばんぺい湯 DATA
住所熊本県八代市日奈久中町316
電話番号0965-38-0617
本湯料金大人:200円、小人:50円、幼児:無料
ばんぺい湯料金大人:500円、小人:300円、70歳以上及び障害者:300円、幼児:無料
家族湯料金ばんぺい湯料金+1000円、1200円
営業時間10:00〜22:00
休業日毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日)
公式HPhttp://www.hinagu-spa.com/shisetu01.htm
備考
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last visited : 2013/02/20