展示の中でも良く知られる物として、原爆の熱線の為に人影が石に残った「人影の石」や、
白い壁に残った原爆の黒い雨の跡などがあります。
そして最もインパクトのある展示と思われた、
原爆投下直後に熱線で全身の皮膚が焼けただれた被爆者が逃げ惑う様子を再現したジオラマ、
通称「被爆再現人形」がありましたが、残念ながら2017年4月で姿を消しました。
被爆再現人形を見た外国人のお子さんが、「wow... wow...」とため息の様な驚きの声を上げていたのが印象的でしたのに・・・
言葉など通じなくても、文字など読めなくても、原爆の悲惨さが伝わる展示でしたのに、本当に残念です。
広島平和記念資料館は、本館の耐震工事及び本館・東館を合わせた常設展示のリニューアルを行いました。
2019年4月25日に全ての改修が完了し、リニューアルオープンしています。