鹿児島県出水市には先の大戦中、
旧海軍出水航空基地があり、その面積は300ヘクタールにも及びました。
現存している掩体壕は、千間山地区第二海軍航空隊の掩体壕で、
特攻碑公園 から1.5kmくらい離れた位置、
出水ゴルフクラブに隣接した畑の中にあります。
3基現存していますが、県道373号沿いにある2基が見つけやすく、見学もしやすいです。
掩体壕とは、飛行機を敵の爆撃機から守るための壕の事で、
この様にかまぼこ型をしたコンクリート製の物(有蓋掩体壕)が多いですが、
簡易なものは爆風・破片除けの土堤のみであったり、屋根のない(無蓋掩体壕)もあります。