香椎宮 
香椎宮
福岡市東区香椎にある「香椎宮」は、 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)を主祭神とし、応神天皇・住吉大神を配祀神とする神社であり、勅祭社です。 付近には末社や関係する社が点在しています。
香椎宮の社記によれば、創建は神亀元年(724年)とされています。 創建当初から10世紀中頃まで、香椎宮は「廟」「霊廟」とされ、 他の神社とは別格のものでした。
平安時代中頃からは神社化し、 戦前の近代社格制度においては最高位の官幣大社に位置づけられました。 現在も日本に16ある勅祭社の一つに数えられています。
勅祭社とは祭礼に際して天皇により勅使が遣わされる(これを勅祭という)神社のことです。

香椎宮の本殿は江戸時代後期の再建時のもので、 日本唯一の「香椎造」と称される独特の建築様式であり、国の重要文化財に指定されています。

 ▲ 境内入り口の鳥居と太鼓橋
境内入り口の鳥居をくぐると、太鼓橋があります。 ここには菖蒲池があり、6月上旬に約2000株が開花します。
菖蒲池の中には 香椎宮創建当初から池と共に残っている「弁財天社」があります。

池を通り過ぎると休憩所兼売店の建物があります。 その先に鳥居と太鼓橋、そして楼門があります。
楼門をくぐると、手水舎や社務所、御神木である「綾杉」などがあります。

 ▲ 菖蒲池に這うような巨木

 ▲ 6月は池に花菖蒲が咲き、花菖蒲祭りが行われる

 ▲ 「弁財天社」 香椎宮創建当初から池と共に残っている
御神木「綾杉」より見て右奥の方に、「扇塚」があります。 名前の通り扇子の供養塚で、舞芸の神とも云われる神功皇后に壊れた扇を供養して貰いたいと、 民踊協会の人々が建立したのだそうです。
毎年6月に開催される「扇としょうぶ祭り」では、扇供養祭が執り行われています。

 ▲ 「扇塚」 毎年6月には「扇としょうぶ祭り」が行われる

 ▲ 楼門

 ▲ 御神木「綾杉」
御神木「綾杉」は丁度「中門」の正面に位置しています。 紀元860年(西暦200年)に神功皇后様が御手植えされた杉だと伝えられています。

この中門をくぐると、いよいよ拝殿、そして香椎造りの本殿があります。

拝殿から右手の方の道を進むと、 徒歩7分程の場所に、霊泉「不老水」があります。


 ▲ 中門

 ▲ 御神木「綾杉」

 ▲ 拝殿


 ▲ 拝殿


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香椎宮 DATA
住所福岡市東区香椎4-16-1
電話番号
参拝料無料
参拝時間
駐車場無料
公式HP
備考
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