福岡市東区香椎にある「
香椎宮」は、
仲哀天皇・神功皇后を主祭神とし、応神天皇・住吉大神を配祀神とする神社であり、勅祭社です。
付近には末社や関係する社が点在しています。
その香椎宮の本殿から北に300m程山手に行ったところに、
霊泉「不老水」があります。
日本名水100選にも選出された名水です。
この地は3世紀ごろ、神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅遠征で功績のあった武内宿禰(たけのうちすくね)が、
香椎在陣中に居住したと伝えられています。
不老水は、300歳まで生きたと伝えられる宿禰の長寿にちなんで、香椎宮の綾杉の葉とともに皇室に献上されていました。