道の駅きんぽう木花館 
道の駅きんぽう木花館
鹿児島県南さつま市にある道の駅で、周りがほぼ田んぼという田園地帯の中にあります。 “霊峰金峰山”より湧き出る石清水で作った超早場米「金峰コシヒカリ」が有名で、 道の駅内で販売されています。 他にも金峰町の特産品が数多く販売されている他、 そば打ち体験もあり、自分で打ったそばが食べられます(要予約)。
隣接して「南さつま市歴史交流館金峰」があります。

道の駅の建物の左手には、黄金に輝く木花咲耶姫の像が立っています。 その横には咲耶姫の説明が立っていたので、要約すると・・・

高千穂の霊峰に降臨された瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)は、 笠沙の岬で美しい乙女に会いました。 そこで誰の娘か尋ねると、「大山津見神(おおやまつみのかみ)の娘で木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)と申します」 と答えました。尊が「おまえに兄弟があるか」と尋ねると、姫は「姉に石長比売(いはながひめ)がおります」と答えました。

 ▲ 道の駅きんぽう木花館

 ▲ 南さつま市歴史交流館金峰
そこで瓊瓊杵尊は「おまえと結婚しようと思うがどうか」と尋ねる急展開! サクヤ姫は、父が返事をしますと答え、 遣いを受けた父の大山津見神は大変喜んで、サクヤ姫に姉のイハナガ姫まで添えて娘を差し上げてしまいました。
ところが瓊瓊杵尊は、姉の方はひどく醜いので親元に送り返し、妹のサクヤ姫を妃にしたのです。
このサクヤ姫こそ、ここ阿多の地の大山津見神の娘で、本名を「神阿多都比売(かむあたつひめ)」 (神は美弥、阿多都は阿多の、比売は姫、すなわち素晴らしい阿多の姫さま)といい、 別名をコノハナサクヤ姫という名実ともに絶世の美人で、 わが郷土阿多の名を持つ現代で言えばミス日本にあたる綺麗な方だったとか。
(※金峰町一帯は、神代の昔から阿多と呼ばれた土地)
この日本の国を統一された神武天皇は、コノハナサクヤ姫のひ孫であり、 まさにコノハナサクヤ姫は日本を創った母ということになるそうです。

・・・という郷土自慢の説明が立っていますが、 姉の方は醜いので送り返したって、神様も差別するの・・・

 ▲ 木花咲耶姫

 ▲ 南さつま市 金峰の田の神さぁ

 ▲ LED育苗施設「エコナーセリー」
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道の駅きんぽう木花館 DATA
住所鹿児島県南さつま市金峰町池辺1383
電話番号0993-77-3833
営業時間売店:9:00〜18:00
レストラン、体験施設:9:00〜18:00
休館日1/1〜1/3
公式HP
備考
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last visited : 2017/06/15