下城の滝のすぐ近くに、とても大きなイチョウの木が1本立っています。
この下城の大イチョウは、熊本県で最大のイチョウで、幹まわり約12m、高さ25m、樹齢1000年以上と言われており、
国の天然記念物に指定されています。
このイチョウは、下城上総介経賢の母妙栄尼の墓標と伝承されています。
また、
同じ小国町の「
鏡ヶ池」の伝説となっている、
醍醐天皇の孫娘・小松女院の乳母の墓標とも伝えられています。
また、このイチョウはチコブサンと呼ばれ、乳の少ない女性が祈願をこめて樹皮を煎じて飲むと、
乳が出るとの言い伝えもあります。
イチョウが黄金に染まる秋にはライトアップが行われます。