鏡ヶ池 
鏡ヶ池
阿蘇郡小国町の、小国町役場の近くにあります。 この鏡ヶ池の前には遊歩道が整備されていて、駐車場もあり、案内の看板も沢山ありました。 近くにある「両神社」「けやき水源」と合わせて福運三社と呼ばれています。

平安時代に醍醐天皇の孫娘・小松女院が、清少納言の兄・清原正高公と心を通わせますが、 天皇の怒りに触れ、正高公は豊後の国(大分県)、小松女院は因幡の国(鳥取県)へと引き離されました。 その後正高を慕う小松女院は侍女十一人を連れ、はるばる因幡から豊後へ上陸、久住から小国の地へと訪れました。 そして祠の下から清い水が湧いているこの泉の近くに宿を取り、 小松女院は正高を慕う己の姿を映す鏡を身代わりとして神仏に捧げ、鏡をこの池に投げ入れました。 侍女十一人も各々鏡を投げ入れました。 その後村人たちはこの池を「鏡ヶ池」と呼ぶようになったそうです。

 ▲ 鏡ヶ池
次に一行が下城の宿に泊まった時、随行の乳母が亡くなり、その墓じるしとして村人たちが銀杏の木を植えました。 それが「下城の大イチョウ」です。 その後山を越え、玖珠の地で正高に妻がある事を知り、「三日月滝」 に身を投じたと云われています。

 ▲ 鏡ヶ池

池の中に鏡が沈んでいますが、現在の鏡はレプリカだそうです。 鏡と一緒に沢山の小銭が沈んでいます。 池の水は青みかかった緑の様にも見え、小魚が沢山泳いでいました。

 ▲ 小魚が泳ぐ

 ▲ 鏡ヶ池の恵比寿様
鏡ヶ池の恵比寿様に奉納する絵馬は、入口正面の民家で販売されていました。 犬がお留守番。

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 ▲ 鏡ヶ池に奉納する絵馬を売っている
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鏡ヶ池 DATA
住所熊本県阿蘇郡小国町宮原
電話番号
利用時間
駐車場あり。無料
公式HP
備考
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last visited : 2010/06/13