汐湯 
汐湯
中津城 のすぐ隣にある 「汐湯」 は、 明治29年ごろ「中津海水湯」として始まりました。 文字通り、海水をくみ上げた銭湯で、おんせん県である大分県には珍しく、温泉ではない施設です。

中津城から中津大神宮の境内を抜けて、石垣沿いに行くと、レトロで味のある木造の建物が現われます。 こちらが「割烹 汐湯」で、明治15年に創業し、昔は旅館として営業していた歴史ある建物です。 木造3階建ての建物は、大正初期に建てられた物で、手前の2階建ての建物は昭和30年代に建て替えられた物です。 現在も割烹として、会席料理や宴会を受け付けています。 「割烹 汐湯」と銭湯の「汐湯」は同じ経営で、意外にも家族で経営されています。 この割烹汐湯の前には、「中津海水場」の石碑が誇らしげに建っています。

 ▲ 銭湯 汐湯

 ▲ 木造の建物が割烹汐湯

 ▲ 「中津海水場」の石碑

 ▲ 割烹 汐湯
木造家屋の割烹汐湯と並んで、白い建物の銭湯汐湯が建っています。 外観は小ぎれいな建物なので、近年建て替えられた物かと思いましたが、 中に入ると床や階段などに木材が使われ、年季の入った内装です。 古き良き時代を残した室内ですが、老朽化してボロボロ・・ではなく、 木材の温もりを残して磨き抜かれた重厚感を感じます。 恐らく木材も良い物を使って建てられたのではないでしょうか。 (あくまで感想です。)

脱衣所には木製のロッカーがあり、半分くらいは壊れている様です。 ベビーベッドや体重計、トイレがあります。 脱衣所には入口から見えない様に、布製の衝立がありますが、立つ位置に注意しないと入口から見えてしまいます。 そして一番ギョッとしたのは、男女の脱衣所が階段の様なステップで繋がっており、 暖簾がかかっていますが、ふと目をやると男湯の脱衣所にいらっしゃる、おじいちゃんのお尻が見えてしまいました。 女性は立つ位置に注意です。本当にびっくりしました。 早朝一番に訪れた時の事なので、もしかしたらドアが閉まるのかもしれませんが、衝撃でした。

 ▲ 汐湯
浴室は脱衣所より少し低い構造で、浴室と脱衣所はガラス扉で仕切られており、 浴室の奥の壁は全面ガラス扉になっているので、とても明るい浴場です。 浴室には小さ目の浴槽と、広い浴槽があり、湯の色が違います。 小さい方の浴槽が、海水を沸かした湯で、色は緑がかっており、少し不純物が浮いています。 舐めてみると、海水なので勿論しょっぱい!  もうひとつの浴槽は、透明でクリアな湯。真水の沸かし湯の様です。
浴室の床から壁、浴槽と全てがタイル張りで、壁には可愛らしいブドウを摘む子供の絵がタイルで描かれています。 レトロな空間での珍しい海水浴、楽しい体験でした。

 ▲ 女湯脱衣所

 ▲ 海水

 ▲ 女湯浴場

 ▲ かなり古そう・・・
page top 
中津市のお宿 中津市関連商品 information
楓乃木
奇岩とモミジに囲まれた自然の中、夕食は本格的なフランス料理。「なにげないおもてなし」を第一に、お客様のくつろぎのひとときを大切にしています。
つきのほたる
窓から見える景色は抜群優しい光と風が心を癒してくれます。 四季折々に豊かに表情を変える深耶馬溪そんな自然の中に宿はあります。食事は旬の食材と自家製野菜を使い大切な人に食べて頂く気持ちで心を込めて作っています。1日3組の家族的な暖かい小さい御宿です。
耶馬渓 鹿鳴館
耶馬溪・一目八景目の前★山菜料理と野趣あふれる露天が自慢♪  耶馬渓を代表するの景勝地【一目八景】目の前♪紅葉シーズンはもちろん、他の季節にも豊かな自然を満喫していただけます!一年を通して自慢の山菜料理など、身体に優しい素朴な料理をご堪能いただけます。
中津からあげ
一度食べたらやめられない『名物中津からあげ』只今100g増量中!国産ハーブ鶏のもも肉を秘伝のタレで味付け♪レンジで簡単お手軽調理♪サクサク衣に閉じ込めたジューシーな旨味!
honto
「honto」は紙の書籍と電子書籍を同時に扱う、ハイブリッド書店サービスです。 ※旧サイト名:オンライン書店ビーケーワン
汐湯 DATA
住所大分県中津市三ノ丁1278-1
電話番号0979-22-0128
公式HPhttp://ameblo.jp/sioyu-nakatu/
備考無料駐車場あり

大きな地図で見る
近隣 SPOT 関連 LINK
BACK    HOME    PAGE TOP
last visited : 2012/07/22