法華寺 城山鬼子母尊神 
法華寺 城山鬼子母尊神
大分県豊後高田市中心部の商店街周辺の 昭和の町 からほど近い、 桂川のほとりに、白い壁に朱色の梁が目を引く建物があります。 “お寺”というイメージとは若干違った建物ですが、日蓮宗の寺院で、「法華寺」と言います。
このお寺のインパクトは、朱色の外観ではなく、 境内の小高い位置に立っている、カラフルな鬼子母神像です。

 ▲ 法華寺

 ▲ 法華寺

法華寺の山門(と思われる建物)の扁額に『鬼子母神』と書かれていますし、 山門の下には『城山 鬼子母尊神』と彫られていますので、 境内に入って一番目立つ立像が鬼子母神像だと分かるのですが、 そういう予備知識がないとその像が鬼子母神像だとは思わないでしょう。

鬼子母神というと、500人の自分の子を育てる為に人間の子を食べていたといい、 それを見かねた釈迦が、彼女が一番可愛がっていた末っ子を隠してしまいました。 彼女は半狂乱になって末っ子を探しましたが見つからず、釈迦に助けを求めたところ、 釈迦は「多くの子を持ちながら一人を失っただけでお前はそれだけ嘆き悲しんでいる。それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」と諭したのだそうです。 鬼子母神は改心し、子どもや出産・育児を司る神様となりました。

という訳で、鬼子母神様は勿論、母親であり、女性なのですが、 こちらの鬼子母神像は、とってもユニークな顔をして、顎にはお髭がグルグルと書かれており、 お母さんというよりオジサンの様なブサカワな立像です。

鬼子母尊神の大石像は高さ4メートルで日本一の大きさを誇るのだそうです。
そして鬼子母神像の足下には金ぴかの(恐らく)子供の人形がびっしりと並んでいます。 鬼子母神の500人の子供たちを表しているのでしょうか?




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法華寺 鬼子母尊神 DATA
住所大分県豊後高田市大字玉津字本丸1026
電話番号0978-22-2495
開館時間
休館日
入館料無料
駐車場あり
公式HP
備考
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last visited : 2014/05/06