青の洞門 の北側に位置し、山国川にかかる8連アーチの美しい石橋で、
「日本百名橋」にも選ばれています。
大正9年から12年にかけて架橋されたもので、長崎県に多い石橋方式であることから、
オランダ橋とも呼ばれます。
架橋工事は地元の岩渕万吉氏が請け負い、地元の石工・石材を使い架橋された、
その工事費用は木曽地区の村山21人の共有林を売却した費用を当てたという、
まさに地元住民の力が合わさった橋なのです。
現在、国内にこれだけの規模の石橋はなく、8連、横長116メートルは共に日本一であります。
山国川には上流より、「
馬渓橋(5連)」「
羅漢寺橋(3連)」「耶馬渓橋(8連)」とあり、
耶馬渓三橋とも呼ばれます。