みやま市瀬高町の清水山の山麓に位置する庭園で、 天台宗の古刹『清水寺』境内の一番手前に位置しています。

国指定名勝『清水寺本坊庭園』は、 室町時代に画僧雪舟が中国で学んだ山水技術をいかして築庭されたと伝えられる庭園です。 清水連山の愛宕山を借景に岩清水をひいた心字池を中心に周囲に紅葉を配しており、四季折々の趣があります。 春の新緑も美しいのですが、秋の紅葉が見事で、紅葉の名所としても有名です。

清水寺本坊庭園の入口は、清水特産品販売所となっており、みやま市の特産品などが並んでいます。
そこから『清水山ぼたん園』と『清水寺本坊庭園』への案内板が出ているので、木立の中を下って行きます。 清流に沿って歩道が舗装されており、森林浴をしながら歩いていくと、 右手に『清水山ぼたん園』、左手に『清水寺本坊庭園』があります。

本坊庭園への階段の横には、『法華経千部逆修板碑』と『魔羅観音(子授観音)』があります。 この魔羅観音にお参りして子宝を授かった後は、 清水寺境内にある『乳父(ちちぶ)観音』にお参りするとお乳が良く出るでしょう。
また、『清水寺』そのものが安産、縁結び、子授けの観音様として信仰されています。

国指定名勝『清水寺本坊庭園』に隣接する、『清水山ぼたん園』は、 広さ約3000�uの回遊式庭園に80種約2500本のぼたんが咲きます。 開園期間はぼたん祭りの期間のみで、 4月10日〜4月下旬です。 訪れた日は既に見頃を過ぎており、余り咲いておりませんでした。

『清水山ぼたん園』 はコチラ

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