船小屋温泉 / 船小屋鉱泉場 
船小屋温泉
筑後市を流れる矢部川沿いに滞在型の療養温泉地を有する船小屋温泉郷は、 約10件の旅館、ホテルがあります。
国道209号線上の矢部川に架かる “船小屋温泉大橋” を目印に、 「川の駅 船小屋 恋ぼたる 物産館」や「船小屋鉱泉場」、 近隣には「筑後広域公園」、「HAWKS ベースボールパーク筑後」や九州新幹線「船小屋駅」があります。
(しかし訪れた時点での印象は、営業している旅館は数件しかないものと思われ、 ゴーストタウンの様な印象でした。注:あくまで私の感想です)

矢部川を挟んでほぼ向かい合うように、みやま市になる 「長田鉱泉場」があります。 こちらは、鉄分の混じっていないクリアな炭酸泉です。

 ▲ 船小屋温泉側から見た船小屋温泉大橋
船小屋鉱泉場
船小屋温泉街の中心にある鉱泉場で、"日本一の含鉄炭酸泉" という看板が立つレトロな建物が目印です。 近くまで来ると強烈な鉄分の臭いがします。
鉱泉場にはコップが置いてあり、無料で飲む事も、汲んで持ち帰る事も出来ますが、 温泉成分表には「飲用目的で持ち帰らないこと」と書かれています。
しかし味は、強烈な臭いから想像出来る様に、鉄の混じった何とも言えない変な味です。 湧き出す鉱泉の温度は一年を通して19度。
飲泉の適応症は、【胃腸機能低下、鉄欠乏性貧血、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、耐糖能異常(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)】

この船小屋鉱泉井戸は、文政7年(1828年)に掘られたものだそうです。 当時は炭酸の効能の噂が筑後一円に広がって、沢山の人が訪れたそうです。
鉱泉場の中にある薬師堂は、 明治後期の増設掘索工事の際に亡くなられた方を祀るために造られたものです。

 ▲ 船小屋鉱泉場

 ▲ この変色具合から分かる様に、"含鉄"炭酸泉です

 ▲ この変色具合から分かる様に、"含鉄"炭酸泉です

 ▲ 船小屋薬師。明治後期の工事で犠牲となった方を祀る


 ▲ 船小屋鉱泉源泉公園。昔は「雀地獄」と呼ばれていた
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船小屋温泉 / 船小屋鉱泉場 DATA
住所福岡県筑後市大字尾島457
電話番号 
公式HP
備考
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last visited : 2018/04/30