「鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂」はフランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝来するために初めて上陸した地、
鹿児島県鹿児島市に建てられた聖堂です。
通称「ザビエル教会」と呼ばれるこの聖堂は、主として2つの目的で建てられました。
一つ目は、カトリック鹿児島司教区のカテドラル(司教座聖堂)であること。
二つ目は、日本にキリストの福音を初めてもたらした聖フランシスコ・ザビエル鹿児島上陸の「記念碑」とすること、です。
初代聖堂は、1908年5月にラゲ神父によって、石造りの聖堂が建てられました。しかし1945年4月の大空襲により破壊されました。
初代聖堂の壁の一部は、現在の聖堂の向かいにある「
ザビエル公園」に保存されています。
二代目の聖堂は、1949年5月、聖フランシスコ・ザビエルの鹿児島上陸400周年を記念して、木造の聖堂が建てられました。
この聖堂は、福岡県宗像市の『
カトリック福岡黙想の家』に再建保存されています。
現在の聖堂は三代目で、1999年9月15日に聖フランシスコ・ザビエル上陸450周年を機に完成しました。