球磨川沿いを走るJR肥薩線の鉄道橋で、八代市坂本町に位置します。
肥薩線の鎌瀬駅から瀬戸石駅の間にある橋梁で、鎌瀬駅を出てすぐに、球磨川に架かる赤茶色の鉄道橋があります。
明治41年(1908年)に完成した球磨川第一橋梁は、全長205.25メートルで、
アメリカ人技師クーパーとシュナイダーが設計し、アメリカン・ブリッジ社が製作したトラス橋です。
「トランケート式」と呼ばれるピン結合方式のトラス橋で、
「
第二球磨川橋梁」とともに、全国に二つしか残っていないといわれています。
また、この橋には取り付け道があり、徒歩でも横断することができるようになっており、
地元の方が近道として利用しているそうです。