この滝を境に上流側は玖珠郡玖珠町、下流側は宇佐市院内町に属しています。 日本の滝百選に選ばれている落差86mの滝です。 玖珠郡玖珠町と宇佐市院内町を結ぶ国道387号より案内板が出ています。
「東椎屋の滝」、「福貴野の滝」と共に「宇佐の三滝」と言われています。 また、名勝 耶馬渓 に含まれ、 「西椎屋の滝の景」として耶馬渓六十六景のひとつに数えられています。

駐車場に車を停め、軽い下り坂を下って行くと、滝を上から見下ろす展望台があります。 この展望台からは岩肌を流れ落ちる滝と周囲の緑が見え、轟音も聞こえますが、滝壺は見る事が出来ません。 この展望台には「幸せ観音」の祠があります。 足腰に自信の無い方は、この展望台までなら徒歩で2〜3分程度の軽い坂なので、 ここまでの滝見学でも満足かもしれません。

しかしながら、体力に自信のある方は、ここから400m下ったところにある2つ目の展望台に下りてみましょう。 400mとはいえ、下の展望台までは結構な下り坂です。 手すりがあり、階段になっていますので、注意して下りれば危険はありません。 しかし山の中なので、倒れた木が道を塞いでいたり(くぐり抜けれましたが)、 落ち葉が湿っていて滑ったりと、大変な道のりでした。

下の展望台からは、苦労して下りたかいがあり、展望台の真正面に落下する滝を望み、迫力満点です。 上の展望台とは比べ物にならない程の轟音がし、滝の飛沫が飛んできます。

展望台は以上の2ヶ所の様ですが、下の展望所から更に下る道があります。 更に下って行くと滝壺近くまで行けるらしいのですが、ここまでで充分疲れたのと、 更に足場が悪くなる感じだったので、ここより下るのは止めました。
滝壺まで下るなら、 体力と健康状態に自信があれば、同伴者を伴って行かれる事をお勧めします。

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