上益城郡御船町の国道445号を山都町に向かうと、国道沿いに見える石橋です。
東京の二重橋や日本橋を始め、矢部の
通潤橋 や、御船橋など数多くの眼鏡橋を架設した、
石工・橋本勘五郎と橋本弥熊親子による建造です。
緑川水系の八勢川に架かる、
長さ71m、幅5.3mの大きなアーチ式の石橋で、満4年の歳月を掛け、1888年(明治19年)に完成しました。
それ以来、主要道路の交通橋として人々の生活を支えてきましたが、
交通量の激増と交通機関の激変により、国道445号に新しく近代橋が架橋され、
この下鶴橋は文化財として保存される事となりました。