椿堂 遍照院 
椿堂 遍照院
大分県豊後高田市黒土にある「椿堂 遍照院」は、 無動寺の境外仏堂として宝暦10(1760)年に創建されたと伝えられています。
隣接して「椿大堂」があり、どちらも真言宗に属し、西高野山と称しています。

※ この地区には「椿」と名の付く寺院が3つ (椿光寺、椿堂、椿大堂) 密集しており、 椿堂と椿大堂は同じ境内にあり、HPや山門も共に掲げている友好的な関係、 それに対して椿光寺は別のお寺という構図です。 椿光寺は「元祖」、椿堂は「本山」と主張している様です。

真言宗の開祖である弘法大師が、唐からの帰国途中に2年間九州に滞在し、 宇佐神宮 にお参りをされた後、 故郷の四国を眺める為にこの地を訪れたそうです。
大師が持っていた椿の杖で岩を突くと、そこから霊水が湧きだしました。 お堂の裏の岩屋(奥の院)からは、万病に効くと言われる霊水が今でも湧き出しています。

 ▲ 椿堂 遍照院
椿堂の本堂の前には、ちょっぴりユーモラスにも見える弘法大師像が立っています。

そして、本堂の軒下には、髪の毛やコルセットなどがぶら下がっています。 これらの髪の毛、コルセット、ギプスや杖などは、所願成就のお礼に奉納された物だそうです。

本堂の左端には、奥の院への入口があります。 ここは弘法大師が修行をされた霊窟と言われています。

境内には沢山の猫が寛いでいました。 ここではとても可愛がられているのでしょう、 本堂でお話をされているご婦人たちの周りでも、何匹もの猫が寛いでいました。

 ▲ 椿堂の本堂前の弘法大師像

 ▲ 椿堂本堂の髪の毛とコルセット

 ▲ 椿堂の奥の院

 ▲ 椿堂奥の院

 ▲ 椿堂のご霊水

 ▲ 椿堂と椿大堂の山門

 ▲ 保管されていたギプス

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椿堂 遍照院 DATA
住所大分県豊後高田市黒土1400
電話番号0978-53-4418
駐車場あり
公式HP
備考
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last visited : 2014/05/06