年祢橋
熊本県下益城郡美里町の国道218号線沿いにある、大小4つのアーチから成る石橋です。
現在は国道218号には「新年祢橋」が架かっており、
平行して架かる石橋の「年祢橋」の袂には駐車場があり、歩いて渡る事が出来ます。
この近くには5つの橋が架かっており、二俣五橋と呼ばれています。
大正9年(1920年)4月1日、松橋往還は県道に編入され、道幅も拡張されました。
これに関連して、大正13年(1924年)10月に、二俣二橋の上流の釈迦院川に「年祢橋」が架橋されました。
石工は不明で、
長さ60m、幅5.8m、高さ24mの石橋で、
珍しい
大小4つのアーチから成る変則4連アーチ橋です。
まずは、国道218号沿いから年祢橋を眺めます。
橋の上から見下ろす状態ですが、すぐ横に並行して新年祢橋がかかっているので、
せっかくの変則4連アーチ橋が写真に納まりません。
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▲ 右が現在の国道218号に架かる「新年祢橋」、左が石橋の「年祢橋」
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